NL随筆t182:「密輸」2015/11/13 16:34

NHKNewsWeb20151106===象牙の密輸ルート “関係者”が実態証言:密猟された象牙がアフリカから中国に運ばれる際の経由地とされる香港で、密輸組織の一員という人物がNHKの取材に応じ、独裁政権が続くジンバブエから象牙を香港に郵送するなど、密輸の実態を証言した。 香港には、象牙を販売する店が70余り、象牙製品はおよそ3万点あるとされているが、象牙の国際取り引きはワシントン条約で原則、禁止されているため、製品は香港の中だけで売買されていることになっている。 しかし、野生動物の保護に取り組む国際NGOはこのほど調査結果を発表し、香港の一部の店では、条約が発効した1990年よりも前に輸入された合法的な象牙を販売していると見せかけ、実際には密輸した違法な象牙を売っていると指摘している。 こうしたなか、密輸組織の一員という男がNHKのインタビューに応じ、「象牙はジンバブエからほぼ1日1箱の頻度で香港に郵送されている」と証言した。独裁政権が続くアフリカ南部のジンバブエは、国際的な監視が行き届かないため、密猟された象牙の供給源になっていると言う。 香港に送る理由については、「香港は中国本土に比べて検査が緩く、1キロ前後に小分けにして何重にも包装紙に包んで送れば見破られることはほとんどない」としている。 また、香港に到着した象牙は、密輸組織に雇われた「運び屋」が、他の荷物に紛れ込ませ、観光客を装って中国本土へ運び込むという。この際、事前に中国側の税関職員に賄賂を渡して買収し、その職員がいる時間を見計らって一気に通過するという。 男は「1回の報酬は500元から600元余り(日本円で1万円余り)で、中国本土の人にとって高収入だ」と話し、象牙の密輸が巧妙な手口で今も続いている実態が明らかになった===。象牙にとどまらず麻薬なども、とにかく禁止事項に対してその目をくぐる中心地が今や《香港》と言える。NL曰く【香港は密輸のハブ】、そう思います! ところで、蛇の「波布」は猛毒をもつ全長約2メートル。頭は三角形で大きく,上顎に二本の長い毒牙をもつ。草むらや樹上などにいて小動物は勿論、人畜をも攻撃するため恐れられている。【香港は密輸のハブ】と言わしめるのは、人畜有害の怖い怖い【香港波布】が住み着いているに違いない。そう思います!