NL随筆:t1082「ファシズム紛い」 ― 2025/03/29 10:35
★ReutersJapan-Twit20250327===アングル:トランプ氏が法律事務所に「個人的報復」、司法制度危うくすると批判も: トランプ米大統領は、幾つもの大手法律事務所に対して大統領令を通じて機密情報のアクセス制限といった締め付けを行っている。共通する動機として垣間見えるのは個人的な恨みを晴らそうという姿勢で、米国の司法制度を危うくするとの批判が聞かれる。 直近では法律事務所のジェナー・アンド・ブロックが標的になった。元パートナーのアンドリュー・ワイスマン氏が、2016年の米大統領選におけるトランプ氏とロシアの不透明な関係に絡む疑惑を特別検察官として捜査していたロバート・モラー氏のチームの一員だったためとみられる。―《途中省略》―。 別の法律事務所ポール・ワイスへの大統領令は、トランプ氏の政策支援に協力する条件で撤回されている。元パートナーのマーク・ポメランツ氏は、トランプ氏および同氏の事業面での行動を調査していた。 法律事務所パーキンス・クイもトランプ氏の怒りの対象になった。16年の大統領選本選でトランプ氏の対立候補だった民主党のヒラリー・クリントン氏の陣営のために、トランプ陣営とロシアの金銭的・個人的つながりについての文書作成を調査会社フュージョンGPSに依頼した。 パーキンス・クイは大統領令撤回を求めて起こした訴訟の審理が12日に開かれ、担当した連邦地裁の判事は「トランプ氏はけんか腰を続け、フュージョンGPSの件を私たちに忘れさせたくないようだ。彼はそのことにこだわり続けている」と個人的な復讐心を指摘した。―《途中省略》―。 ポメランツ氏は、トランプ氏訴追に向けた自分の取り組みは完全に合法的だったと主張した上で「重要なのは私に関する大統領の発言ではなく、彼が何事においても自分に反対する人々をつぶそうとしていることにある」と述べた。 ジェナー・アンド・ブロックは25日、大統領令撤回に向けて「あらゆる適切な対応策」を講じていくと表明した。―《途中省略》》―。 トランプ氏は、大統領1期目とバイデン前政権の時代を通じて法律事務所が司法制度を「武器」にして同氏やその側近と対立してきたと説明。9日のFOXニュースの「サンデー・モーニング・フューチャーズ」では、政権としてこれから多くの法律事務所を狙い撃ちにすると明らかにした。 またトランプ氏は先週の覚書で、さまざまな法律事務所と弁護士を対象に、過去8年で政府を相手取った訴訟を起こしたかどうか司法省に調査するよう指示している。 そこで名指しされた1人がパーキンス・クイの元パートナーで長年民主党政治家のために働いてきた弁護士のマーク・エリアス氏で、トランプ氏とロシアの関係を記した文書作成において「倫理に反する不正行為」があったと非難された。エリアス氏は25日、ソーシャルメディアに「トランプ氏からの軽蔑はむしろ名誉の証だと受け止める」と投稿した。 ジェナー・アンド・ブロックで勤務経験があるミシガン大学のリチャード・プリマス教授は、トランプ氏の大統領令は自らの利益になることに反対する弁護士は苦境に置かれるとはっきり示すのが狙いだとの見方を示した。 プリマス氏は「ある面で復讐のプログラムだ。政権は、大統領が自分個人に敵対的と見なす法律事務所を標的にしようとしている」と述べ、トランプ氏には司法制度の健全性など眼中になく、評価するのは自身の権力と利益だけだと切り捨てた。 「トランプ氏は反対(意見の)法的な正当性など認めていない。自分に反対すれば即違法で、排斥して処罰し、犯罪者として扱おうとする」===。日光に生まれ、戦後間もない少年時代の電車やバスの中は英米人で一杯だった。礼儀正しく憧れて英語に興味を持ったものだ。それがどうだ!! 今般の米国はロシア、中国と並んで世界中の嫌われ国。特に第45代大統領選挙でのT▾▾p出現の醜さから・・・。詠む【公職の私物化 トラ虎Tru 誰が選んだ 悍まし統領 ファシズム許す 似非民主国:詠歌「公私無分別」/米国第47代政府】、【米国に 議会は要らぬ統領令 その乱発で ファシズム紛い:詠歌「議会不要」/米国第47代政府】。
NL随筆:t1083「竹箆の倍返し」 ― 2025/03/30 14:27
★ReutersJapan-Twit20250329===焦点:トランプ政権が「規制凍結」、大混乱に陥る米国漁業:トランプ米大統領の規制凍結により、収益性の高い米国漁業の多くに混乱と不確実性が広がっている。東海岸でのタラやハドックを獲る漁船団の漁期開始の遅れが懸念され、大西洋クロマグロ漁でも乱獲が起きている。漁業団体や連邦政府当局者へのロイターの取材で明らかになった。 米国漁業の規模は3200億ドル(約48兆円)。沿岸漁業を管理しているのは、連邦政府機関である米国海洋大気庁(NOAA)だ。1976年制定の法律に基づき、NOAAの海洋漁業局は、連邦政府所属の科学者や各地の漁業従事者との協議を通じて、45カ所の漁種について管理計画を策定し、漁獲割当量と漁期の開始・終了時期を決定している。 ロイターの取材によれば、トランプ大統領が1月20日に60日間の規制凍結を宣言したため、複数の漁種においてこのプロセスが中断し、重要な会合が延期され、新たなルールの発表をめぐって混乱が生じたという。 マサチューセッツ州選出の連邦議会議員、漁業団体、連邦政府職員によれば、規制凍結はノースカロライナ沖漁場での大西洋クロマグロの乱獲に道を開いてしまった。今年の夏、クロマグロがさらに北上しても、ニューヨーク州とニューイングランドの漁業従事者にとっては漁獲枠が減らされる恐れがあるという。―《以下省略》===。米国は酷い政治を展開しているが、詠む【因果応報ブーメラン 選んだあなたに 倍返し:詠歌「倍返し」/米国第47代政府】、【誰が選んだ“竹箆の虎”さん 竹箆返しはやがて我が身に 気付きが遅し 奈落の底にて:詠歌「竹箆返し」/米国第47代政府】。世界中を混乱に貶めている者を-曰く【PTX:短略造語/定義「世界中を混乱に貶めている嫌われ者」】と定める。※【「嫌疎摘」≒「嫌われ 疎まれ 鼻摘み」:造語定義「ケンソテキ」】(t855)。※【竹箆の虎≒竹藪の中の虎、箆返しの元凶:比喩命名『シッペ』】(t1073)。
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