NL随筆t958:「高齢者も弱者」2022/11/20 19:06

NHKNewsWeb-Twit20221120===97歳運転の車に女性はねられ死亡 歩道走行もブレーキ痕なし19日夜、福島市で軽乗用車が歩行者をはねたあと信号待ちの車3台に衝突し、はねられた女性が死亡したほか5人がけがをした事故で、現場に軽乗用車のブレーキ痕が残っていなかったことが警察への取材でわかった。軽乗用車が数十メートルにわたって歩道を走る様子が目撃されていることから、警察は、軽乗用車の97歳のドライバーを過失運転致死の疑いで逮捕して、当時のいきさつを調べている。 19日午後450分ごろ、福島市南矢野目の市道で、軽乗用車が歩道にいた女性をはね、さらに信号待ちの車3台に次々に衝突して車と街路樹の間に挟まって止まった。この事故で、歩道にいた市内の調理員川村ひとみさん(42)が、全身を強く打って死亡した。また、衝突された2台の乗用車に乗っていた女性4人も軽いけがをした。高齢ドライバーによる死亡事故 相次ぐ:警察庁によると、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は去年1年間に346件起きていて、前の年より13件増加している。このうち、90代を含む85歳以上のドライバーによる死亡事故は85件発生した。また、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故の割合は、全体の死亡事故のおよそ15%を占め、過去最高だったという。 自動車による死亡事故の要因は、ハンドル操作の誤りやブレーキとアクセルの踏み間違いなどの「操作ミス」が最も多く、全体の3割あまりを占めている。また、3年前には、東京・池袋で車が暴走して歩行者などを次々とはね、幼い子どもと母親が死亡する事故が発生し、当時87歳だったドライバーは過失運転致死傷の罪で禁錮5年の実刑判決を受けた。 相次ぐ事故を防ごうと警察庁は、ことし5月から、信号無視などの違反歴がある75歳以上のドライバーが免許を更新する際に技能検査を義務づける制度を始めた。また、自動ブレーキなどの安全機能を備えた「サポートカー」に運転を限定する新たな免許も5月から導入している===。高齢者や障害者が、自由に安全に通行できるようその手段(低速車など)と環境整備(道路、出店など)が整わないとこうした事故は減らない。社会生活を明るく楽しく嬉々として営むには、手足となってくれる移動手段が大きなファクターとなる。そういう意味では、❝高齢者も弱者❞と言える。 車社会となって久しいが、誰の為、何ンの為なのか根本から考え直す必要がある。生まれ来て その行く末は高齢者、皆ンなが便利 味わえる社会に:高齢者車事故多発】