NL随筆t350:「詠歌:孫と祖父母」2017/06/25 09:20

孫と祖父母:孫と祖父母の日常的詠歌を拾ってみました。(1)【疲れども 孫には勝てぬ ジジバーバ】詠人:小林十六茶(Ju0507Fb/(2)【爺婆じゃ 帯に短したすきに長し、心遥姫 母上呼んで泣いて眠らず、その姿不憫にして 固く抱き締む】詠人:松尾馬糞(Sa0518Fb/(3)【爺羊 孫羊に翻弄されるも嬉しけれど、何せ老体 疲労嵩上げ】詠人:御手洗水仙(FuJu0601Fb。(1)はどの家庭にもよくみられる光景を、小林さんが素直に表現したものです。どんな要求にも応えてあげたい祖父母の心情を表現しています。(2)は松尾さんによると、1歳6ヶ月のお孫さんが爺婆と3人で寝ていた夜中に突如目を覚まし、第2子出産のため産院にいる母親恋しさに爺婆に抱きついてきた時の詩で、爺婆としては泣き疲れを待つしかなかったそうです。耐えているお孫さんの健気(けなげ)な姿とその心中を察する祖父母の心情を上手くまとめいます。(3)は御手洗(ミタライ)さんとお孫さんが同じ羊年で、お孫さんの活発な動きに着いていけない祖父の【心体:造語定義】━NL造語定義「心情と身体」━を素直に表現しています。 寸評は俳諧の大御所歌人【俳徘亭 諧徊:洒落造語命名俳人】氏によるものです。
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