NL随筆t339:「氏も育も」2017/04/08 16:02

毎日新聞Newsail20170407===▲20170407お手柄 6歳女児が目撃通報 転落の高齢女性を救助:岡山県は6日、倉敷市で高齢女性が水路に転落した事故の目撃情報をすぐに伝えて素早い救助につなげたとして、この春に小学校へ入学する同市玉島長尾の小原柚月(ゆづき)さん(6)に「県わかば賞」を贈った。▲20170202感謝状 中2、徘徊女性を保護 3キロ走り母に助け求め:部活動のランニング中に徘徊(はいかい)していた高齢女性を見つけて保護したとして、山形県警鶴岡署は1日、鶴岡市立鶴岡第一中2年、伊藤望愛(のあ)さん(14)に感謝状を贈った。伊藤さんは女性を見つけた後に自宅まで約3キロ走って母親に助けを求め、車で女性宅に送り届けた。伊藤さんは「勇気を出して声を掛けて良かった」と笑顔で話した。▲20160709認知症高齢者保護 稲築志耕館高1年・北岡さんお見事! 行方不明、送り届ける/福岡:県立稲築志耕館高(嘉麻市岩崎)1年の北岡大和(ひろと)さん(16)=飯塚市明星寺=が7日夜、飯塚市内で認知症の高齢女性(91)を保護した。バスの中で運転手との会話を聞き、方向違いのバスに乗ったことを察知、家族の車で嘉麻市の自宅に送り届けた。女性は同日午後、行方不明になり、捜索願が出されていた。▲20160924感謝状 迷子の4歳女児保護 お手柄の能古見小5年・熊本さんに 鹿島署/佐賀:迷子になった4歳の女の子を無事に保護したとして、鹿島署は21日、鹿島市立能古見小5年生の熊本真子さん(11)に感謝状を贈った。熊本さんは女の子をおぶって駐在所まで約1キロを歩いたといい、「手や腰が痛かったけど、自分が何とかしなければと思い頑張った」と振り返った。 熊本さんは10日午後3時10分ごろ、自宅近くで今にも泣き出しそうな女の子がいるのに気付き、声をかけた。兄といとこの3人で親戚の家に行った帰りに迷子になったと分かり、熊本さんは「泣いたらいかん。お姉ちゃんがそばにいるからね」などと励ましながら、約1キロ離れた辻駐在所まで背負って連れて行き、迷子の届けを出した。深海浩介署長から感謝状を受け取った熊本さんは「駐在所に行けばどうにかなるだろうと思った」と話した。将来は「古里の能古見小学校の先生になりたい」という===。毎日新聞NewsMailで最初の「6歳女児」の記事を見て嬉しくなり、関連記事を次々開いて見た。嬉しいね、こういう少年少女がいる事が・・・。ただ、残念なことには近年こうした「地域での見守り」が希薄になっている事だ。半世紀前の地域社会では日常生活の中で自然体であったこうした行為が、希薄と言うよりは消滅してしまった感がある。その反面、闇の部分が浮き出てきてしまったようだ。「性説」(人の本性や物の本質)については、紀元前の中国におけるの儒教の中心概念である「性善説」(これと対照的な主張の「性悪説」)、ヨーロッパに於いては紀元前の哲学者アリストテレスの「経験主義」に対する1600年代の哲学者デカルトによる「生得主義」が代表的論議である。後者は20世紀以降「氏か育ちか」━【氏育論議:概念造語略語】(z394)━論争として継続されている。思うに【氏も育ちも:氏育造語】(z397)が小生の「性説」概念だ。【確かな育は 低氏に蓋をし 高氏を更に磨き上げる:社会氏育】であり、近年の日本社会は逆に【悪育は 高氏を駆逐する:社会氏育】に陥っている感じだ。この潮目は1986年代後半から1990年代初頭のバブル期だと思う。NL曰く【日本バブル期 浮かれに浮かれて 一億総白痴化:氏育】にて大量生産大量消費、ゆとり教育、大量消費に纏わる自然資源破壊・・・等々の唯物思考が蔓延し、心的文化を置き去り━NL造語【拝物廃心:造語定義氏育唯物唯心】━にして-NL曰く【一時の拝物廃心 後世常時の万事に 弊害を生む:氏育バブル唯物唯心】を招いた。そのツケが垂直及び水平ステージを問わず現在社会の不安を煽っている。 年々悪化している自然環境━NL詠む【環境悪化の一途の中 いつまで見られる 地球万物:詠歌自然環境】━の中で、我が「ファーム晃楽」に毎年美しい新芽や新葉、花を見せてくれて心を癒してくれる花木だが、澱んだ社会の中にも、そうした草木を見たような気がする。NL詠む【澱んだ21世紀 澄んだ心の若芽に 気持ち救わる:詠歌氏育】、確かに! ※【高氏:造語定義氏育】【低氏:造語定義氏育】(z661)、【物心の均衡=人分相応なる均衡:造語定義社会】(z621
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