季節72候67~72候新暦12月▲最終2013/01/28 15:52

(1)新暦12月2日=旧暦10月中気「小雪」末候「橘始黄」=読み「たちばな はじめてきばむ」/意味「橘の葉が黄葉し始める」。NL曰く【木蓮始黄】=読み「もくれん はじめてきばむ」/意味「木蓮の葉が黄葉し始める」。「F晃楽」の大樹「木蓮」もパステル調の色合いになってきた(z394)。(2)新暦12月7日=旧暦11月正気「大雪」初候「閉塞成冬」=読み「そらさむく ふゆとなる」/意味「天地の気が塞がって 冬となる」。NL曰く【懐成淋】=読み「ふところ さみしくなる」/意味「年末となり 懐具合が淋しくなる」。昔の落語によく出てくる年末の風景。長屋に住む住人が、借金取りにふんだくられて年越しそばが食べられないと云う・・・(z395)。(3)新暦1212日=旧暦11月正気「大雪」次候「熊蟄穴」=読み「くま あなにこもる」/意味「熊が冬眠の為に 穴に隠れる」。NL曰く【猫探日】=読み「ねこ ひをさがす」/意味「寒くなってきて 猫が日溜まりを探す」(z396)。(4)新暦1216日=旧暦11月正気「大雪」末候「鮭魚群」=読み「さけのうお むらがる」/意味「鮭が群がり川を上る」。NL曰く【ヒヨドリ群電線】=読み「ひよどり でんせんにむらがる」/意味「ヒヨドリが電線に群がり 畑の作物を狙う」(z400)。(5)新暦1222日=旧暦11月中気「冬至」初候「及東生」=読み「なつかれくさ しょうず」/意味「夏枯草が芽を出す」。NL曰く【木出芽】=読み「き めをだす」/意味「樹木が 春に備えて芽を出す」。「F晃楽」の木々も健気である(z410)。(6)新暦1227日=旧暦11月中気「冬至」次候「麋角解」=読み「さわしか つのおる」/意味「大鹿が角を落とす」。NL曰く【柿乃落】=読み「かき すなわちおちる」/意味「柿の実が熟しすぎて落ちる」。ジュクジュクした柿もまた美味いのだが、食べるのが面倒故小鳥たちに任せている(z402)。